スニーカーの歴史

スニーカーの語源


スニーカーの語源としては、英語の”Sneak”(スネーク)から派生しています。レザーブーツのように靴底が硬いものとは違い、地面と足に馴染む柔らかい素材でできたスニーカーを履けば、後ろから音をたてずに静かに忍び寄ることができるということから名付けられました。古くは、刑務所に務める婦人看守がインド製のゴム靴やガロッシュなどを履き、それらを「Sneaks(スネークス)」と呼んでいました。

1916年、Keds社が販売の段階で「静かな靴」ということをセールスポイントにし、そのキャッチフレーズの一部から産まれたものです。
ですが、この「忍び寄る」イメージを嫌い、良識ある大人はこれらを「テニスシューズ」と呼びました。もちろんハードコートでのテニスにも、スニーカーは(当時のものと比べ)最適な靴でありました。またイギリス人は、このスニーカーを「トレーナー」と呼びます。
丈の短いスニーカーを「ローカット・スニーカー」、ブーツのように丈が長いものは「ハイカット・スニーカー」と呼びます。

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